AEDを価格で選ぶ前に知っておきたい検討ポイント

AEDを安く購入したい。コストを抑えたい。しっかりと比較検討したい。

そうした方に向け、本体価格、使用期間、消耗品の交換、救命講習費用など、購入手段、本体価格だけでは分かりづらいAEDを運用するのにかかるコストを解説いたします。

AEDにかかる費用を比較するときのポイントは『本体価格』 + 『消耗品の交換費用』 ÷ 『メーカー保証期間』で算出される1年あたりのコストを元に判断することです。

特に、この記事ではAEDの長期利用をお考えの方に向け、AEDの価格について解説していきます。

AED一式の価格について

2017年現在、機種にもよりますが、 AED一式の価格は25万から30万円が相場 になります。

一般的なAED一式の内訳はAEDの本体、そして初期装備の電極パッドとバッテリーです。(その他、細かいものですが、救急キットやAEDのカバーなどが含まれます。)そして、消耗品の交換が発生するAEDの場合、さらに電極パッドとバッテリーの費用が交換時に必要になります。

また、メーカー保証5年の機種が多いため、リース契約でAEDを設置する場合、60ヶ月の契約で、月々5000円程度が相場になります。

AED本体価格

AEDの本体価格の違いは小児用の切り替え機能の有無や胸骨圧迫のコーチング機能の有無などです。どの機種を選べばいいかは設置先の環境を考慮することが重要です。

子供が多い場所であれば小児用切り替え付き、もしくは小児用の電極パッド(別途購入)が必要です。逆に高齢者施設等での設置をお考えであれば、小児用は必須ではなくなります。

特に、そうした希望や条件がない場合は、シンプルな機能のAEDを選ぶ、もしくは保証の長いAEDを選ぶことでコストを安くすることができます。

AEDを選ぶ際の注意点

警備や施設管理の業務でAEDが必要となる場合、業務委託契約書や仕様書のなかに「小児用切り替えモード付き」などAEDについて決められた条件がある場合があります。
設置先の環境だけでなく、関係書類にも確認が必要です。

 

AEDメーカー保証期間

保証期間

保証期間

本体価格よりコストに影響を与える要素が『AED本体のメーカー保証期間』です。

例えば 本体価格30万円の5年保証のAEDの場合、1月あたりのコストになおすと、およそ5000円ですが同価格で8年保証のAEDでは1月あたりおよそ3000円になります。 

ここに消耗品の費用が加算されるのでこれだけでの比較は難しいですが、なるべく長く使えるAEDを選ぶことで負担を抑えることができます。

 

消耗品の交換にかかる費用

AEDの機種によっては運用期間内でバッテリーと電極パッドの交換が必要ないものもありますが、5年以上の設置の場合、1度は交換が必要となることが多いです。

この交換コストはAEDを使用しなくても発生するコストとなるため、AEDのコストを比較するときはあらかじめ本体価格に加算して比べることをおすすめします。また、小児用の電極パッドを用意する場合もあらかじめ、加算しておくことが大切です。

また、電極パッドは使い捨ての為、AED使用ごとに交換コストが発生します。

メーカーや販売店によっては有料サポートの『使用時の交換サービス』が選べるAEDもありますので、追加コストの発生を抑えたい方は検討されることをおすすめします。

 

講習費用

AED講習

AED講習

AEDを業務中に繰り返し使用することを期待されている場合、AEDの業務従事者講習の受講費用が発生します。代表的なAED業務従事者は、施設の管理業務や福祉サービス、教育関係、警備業などです。

多くは地域の消防署が行う救命講習、もしくは日本赤十字社が実施している応急手当講習がこれにあたります。受講費用は1人数千円ですが、講習日程があらかじめ決まっていたり、受講に空きがなかったりと、事前に計画をたて予約する必要があります。

もし、講習予約がとれない、もしくはAED設置先に来て実施して欲しいとなれば、上記以外の講習を選ぶ必要がありますが、公的な講習費用よりも専門性が高く、割高になることが一般的です。

また、講習受講時は受講者の人件費や交通費が会社負担として発生するため、少なくともAED業務従事者1人あたり15000円ほどのコストをみておくことが望ましいです。

 

AEDケースなどのオプション費用

AEDケース

AEDケース

AEDを設置するうえでケースなどの収納備品が必要になる場合があります。 ケースは壁掛け用の2万円前後のものから、自立型の10万以上のものまで多種多様です。 

設置先に特に規定がない場合はケースは不要ですが、施設エントランスなどへの設置を予定する場合、ケースがあると初めて来訪される方にもわかりやすい掲示ができるため、効果的なAEDの設置が実現できます。

AEDのケースについては医療機器では無い為、中古や個人売買もある為、必要な場合はそういった購入も検討されることをおすすめします。

また、設置には工賃が発生する場合もあります。あらかじめ、購入先に確認することをおすすめします。

 

AEDの助成・補助金の活用

自治体や財団がおこなっているAEDの助成事業や補助事業を活用するとコストを大きく抑えられます。

あくまで、 設置にかかる費用の3分の2や上限10万円といったAED設置にかかった費用の一部を軽減する ことを目的としており、AED本体費用のみが対象となる制度からAED本体だけでなくケースと設置工賃まで助成対象となる制度など様々あります。

一般的に、助成金を受け取る時期はAED設置計画の提出、AEDの設置、支払い、完了報告が終わった後になります。

また、2017年東京都内で実施しているAEDの助成金や補助金についてまとめましたので、ご覧ください。

参考 :【2017年最新版】まだ間に合う東京都AED助成金まとめ

 

購入手段|リース、現金購入、クレジットカード

AEDの購入契約

AEDの購入契約

最後に、AEDの購入手段によるコストの比較です。
あくまで一般論ですが、リース>>>現金購入>クレジットの順に割安になることが多いです。

リースの場合、イニシャルコストを抑え、コストを均等割にするメリットや盗難保証もありますが、金利が発生するため、現金購入よりも割高になります。また、クレジットカードでの一括購入の場合はポイント等を考慮すると、同じ金額であれば割安になることがあります。

その他、自動車ローンのように信販会社を通じての購入もありますが、リース契約よりも割高になることが多い印象です。

クレジットカードで購入する場合、主なメリットはポイントの還元です。カード支払い手数料など、AED販売店によって異なりますが、数千円安くなることがあります。

AEDは医療機器としての特性で、現状、中古や下取りのような制度がありません。また、リース契約の途中解約などを行うと、返って割高になることもあります。

 

まとめ

ここまでご覧いただきありがとうございました。

今回は長期利用を前提としたAEDのコストの解説してきました。AEDは購入後も費用がかかることが多く、購入時に、発生するコストに漏れが無いように比較検討することが重要です。

長期設置の場合、最低でも5年、長くても8年の期間で発生するコストを検討していただくと、現実的な比較ができると思います。

もし、AEDの価格でお悩みでしたら、お気軽にご相談ください。

胸骨圧迫をサポートしてくれる高機能AED

旭化成ゾールメディカルのZOLL AED Plus

購入:280,000円(税別)
  • AED本体(メーカー保証5年)
  • 電極パッド
  • バッテリー
  • 救急キット
  • AEDソフトケース
リース:月々およそ4800円〜
リース時は金利の影響で価格が前後します。

 

 

旭化成ゾールメディカル Zoll AED Plus 

ZOLL AED Plusの特徴
  • 胸骨圧迫フィードバック機能で5cmの深さを機械がサポート
  • AED未使用時、消耗品の取り替えいらずで追加コストなし
  • AEDの操作記録だけでなく、胸骨圧迫の深さと早さも記録

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